気の重心と生命力の関係
生命力は、収縮気と拡大気のバランスとパワーの強さで決まり、両者が調和することで高まります。その中でも「気の重心」は重要な要素で、重心が低いほど安定感が増します。
例えば、丹田から足裏までは収縮気が優位で、顕在意識が安定します。
一方、地球中心から宇宙中心、さらに宇宙中心の内奥に進むと拡大気が優位となり、潜在意識や超意識といった深い意識の安定を得られます。
このように、肉体性と精神性の両方が大切ですが、精神性の方が人生を全うする上でより重要と考えられます。
気の重心の体感
気の重心を感じる方法として、丹田では下半身の重さと上半身の軽さを強く感じ、収縮気が優位になります。足裏の重心では、全身の軽さが増し、特に足裏に強い重さを感じます。
一方、地球中心から宇宙中心に重心が移ると、肉体の軽さがさらに増し、体が引っ張られるようなエネルギー感覚が現れ、拡大気が優位になります。そして、宇宙中心の内奥では肉体感覚が薄れ、エネルギー感覚や瞑想感覚が強まり、意識体としての感覚を得られるようになります。
この過程を通じて精神性の重要性を実感するようになります。
気の重心と健康状態
SATOメソッドでは、気の重心が足裏にあるときが心身共に最も安定して健康な状態とされ、重心が上がるほど不安定で不健康になるとされています。
収縮気と拡大気のバランス、そして気の重心の位置が、生命力や健康状態と密接に関わっているのです。
収縮気と拡大気のバランス、そして気の重心の位置が、生命力や健康状態と密接に関わっているのです。
この重心の位置や感覚は、直感や体感を通じて把握されるものです。