気のコントロール方法の一つとして有用である

矢久保 修嗣さん日本大学医学部
準教授 矢久保 修嗣さん

私は、漢方医学に関する大学医学部における学生教育や研究、漢方医学による診療と研修医の指導を、付属病院で行っている。漢方医学では生体を流れている気血水(きけつすい)というものを想定している。気(き)と、赤い液体成分である血(けつ)、そして、色のついていない液体成分である水(すい)の3つの成分である。これらの流れが不足する、あるいは流れが停滞するなどの異常により、生体の不調を発症すると考えている。漢方医は気血水の異常という考えで診断を行い、漢方薬による治療を行っている。この気血水の中で、もっとも重要な概念が「気」である。私自身は、SATOメソッドは、気のコントロールの一つの方法として有用であると確信している。一人でも多くの人が生体をより良好な状態に向かわせるために、このSATOメソッドを実践して役立てていただくことを祈念している。

「足うら重心は幸せの法則」より引用 佐藤眞志著 ハート出版

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